2018年1月16日(火)
特別講座、開催!

ほとがく 教養講座のご案内

特別講座

ほとがく
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カオス*ラウンジ新芸術祭2017 市街劇「百五〇年の孤独


特別講座百五〇年の誤読
ー廃仏毀釈と3.11における「断絶」から「復興」への巡礼ー


黒瀬陽平氏(カオス*ラウンジ代表)×師茂樹氏(花園大学教授)×亀山隆彦氏(龍谷大学非常勤講師)


日時:2018年1月16日(火)18:30~

第一部 カオス*ラウンジ芸術祭2017 市街劇「百五〇年の孤独」について (黒瀬陽平氏)
 http://chaosxlounge.com/wp/archives/2157

第二部 ディスカッション (パネラー:黒瀬陽平氏、師茂樹氏、司会:亀山隆彦氏)

会場:会津若松市生涯学習総合センター【會津稽古堂】多目的ホール
 福島県会津若松市栄町3番50号 TEL:0242-22-4700
 JR会津若松駅から1.5km/磐越道 会津若松インターから3.6km

受講料:一般1,000円、30歳以下・障害者手帳お持ちの方500円、学生無料

詳細について PDFファイル(4.3MB)

【特別講座開催にあたって】
私たちはとても辛い経験をしたとき、しばしばその経験を忘れようとしたり、別の記憶で上書きしようとしたりします。それは社会も同じです。私たちの社会は、歴史上何度も急激な変化にともなう犠牲や悲しみを乗り越えてきています。150年という節目を迎え、現在様々なイベントが開催されている明治維新前後の出来事もその一つです。
明治維新の前後には、廃仏毀釈という大きな運動がありました。天皇=神道中心の政治体制を作ろうとした人々が、神道と一体化していた仏教を排除することを試みたのです。これによって多くの仏教寺院が破壊される一方、神道の側も仏教が抜けた穴を新しく創作したもので埋めたりしたので、しばらくして混乱が落ち着いた頃には江戸時代以前とは別の神道と仏教ができあがっていました。
また、鹿児島の薩摩藩やいわき市の泉藩のように徹底的な廃仏毀釈が行われた地域では、寺院がほとんど復興しない、ということもありました。そのような断絶を経験したとき、多くの人々は現在の状況が遠い過去から連続している、という物語を作り、共有し、断絶がなかったようにふるまいました。そのなかで、さまざまな人やモノ、記憶が社会的に忘却されていきました。
2015年から続くカオス*ラウンジ新芸術祭では、福島県いわき市を舞台に、平安時代初期の徳一菩薩や江戸時代の袋中上人、いわきの伝承文化、泉藩の廃仏毀釈などに注目しながら、市街劇という手法を通して、歴史のなかで忘れられた「ありえたかもしれない歴史」を掘り起し、新しい物語を創作する、という活動をしてきました。
一方「会津ほとけの学校」の講座を担当してきた師茂樹氏は、仏教思想史のなかで展開される哲学・思想と、高僧たちの伝記を書くこと(歴史叙述)がいかに連動しているかに注目し、『論理と歴史』などの研究を発表してきました。歴史を書く、ということは、過去にあった様々な出来事や人・モノのなかから、現在の自分にとって都合のよいものを取捨選択し、因果関係で並べて語る(騙る)行為です。現在共有されている「歴史」は、常に「ありえたかもしれない歴史」とともにあるのです。
カオス*ラウンジ新芸術祭のキュレーター・黒瀬陽平氏と、師茂樹氏とは、美術批評と仏教研究というまったく異なるフィールドながら、上記のような問題意識を持つお互いの仕事に注目し合っていました。今回、仏教思想研究と現代美術活動の架橋に取り組んできた亀山隆彦氏の仲介により、本講座が企画されました。
今、私たちの社会は、東日本大震災という直視しがたい経験をし、多くの物語を作ってそれを乗り越えようとしています。そしてその物語化のなかでは、現在の私たちにとって都合のよい出来事だけが選択され、そうでないものは忘れられようとしています。150年前に経験したことを掘り起こすことは、これからの私たちの経験に光を当てることにもなるでしょう。

申込みフォーム


講師紹介


黒瀬陽平 (カオス*ラウンジ代表)





1983年生まれ。美術家、美術批評家。ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校主任講師。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。2010年から梅沢和木、藤城嘘らとともにアーティストグループ「カオス*ラウンジ」を結成し、展覧会やイベントなどをキュレーションしている。主なキュレーション作品に『破滅*ラウンジ』(2010年)、『カオス*イグザイル』(F/T11主催作品、2011年)、『キャラクラッシュ!』(2014年)、『カオス*ラウンジ新芸術祭2015「市街劇 怒りの日」』(2015年)など。著書に『情報社会の情念』(NHK出版、2013年)。

@kaichoo




師茂樹 (花園大学 教授)





1972 年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、東洋大学大学院満期退学。博士(文化交渉学・関西大学)。著書『論理と歴史―東アジア佛教論理学の形成と展開』(ナカニシヤ出版)など。東アジアの唯識思想・仏教論理学を出発点に、現代思想や情報学、マンガ表現論などともリンクさせながら、仏教を研究中。


http://moromoro.jp/morosiki
moroshigeki
@moroshigeki


先生からのメッセージ
「仏教は、何でも説明してくれるわけではありませんが、様々な知の扉を開く鍵となる、学びがいのあるものです。扉の向こうには、またいくつも扉があるでしょう。それをさらに通り抜けるための鍵を探すのは、時に面倒で時間がかかり悩んだりすることもありますが、一方で大きな楽しみをもたらしてくれることもあります。みなさんがその楽しさを手に入れるお手伝いができれば幸いです。」



亀山隆彦 (龍谷大学非常勤講師)





1979年生まれ。龍谷大学大学院文学研究科仏教学専攻博士課程修了(博士〔文学〕)。米国仏教大学院(Institute of Buddhist Studies)博士研究員を経て、現在は龍谷大学非常勤講師、および同大学世界仏教文化研究センターリサーチ・アシスタント。専門は仏教学、密教学、日本宗教学。論文「六大と赤白二渧 : 真言密教思想における胎生学的教説の意義」など。密教と禅の教理研究を起点に、日本人の精神文化の基盤を探求する。

@TakaKame7



[お申込み]
 WEBサイトの申込フォーム、または電話にてお申し込みください。空席がございましたら、当日の参加も受け付けます。

申込みフォーム



・電話でのお申し込み
  090-4713-8775
 「会津 ほとけの学校」事務局 担当:三留まき子
 ①氏名②住所③電話番号をお知らせください。

連続教養講座

第1回 「暮らしの中の仏教」

※こちらは終了しました

10 月14 日(土) 16:00 〜18:00

私たち日本人の生活には今も仏教が深く根付いています。しかしそれはあまり意識されていません。一方で「仏教は宗教ではなく哲学だ」「仏教は暴力を否定する」というようなことが言われています。これらは一概に間違いとは言えませんが、正確とも言えません。第1回目は、身近な話題から、仏教、そして宗教について再考したいと思います。

[受講料]★初回特別価格
 ・大人:1,000円
 ・学生以下:無料
 ・30歳以下、障害者手帳をお持ちの方:500円

 ※当日会場にてお支払いください

[定員]
 ・90名

第2回 「日本を知るための仏教」

※こちらは終了しました

11 月25 日(土) 16:30 〜18:30

私たちはしばしば「日本人らしさ」「日本の伝統」について語り、時にはそれを誇りに思ったりします。しかし、現代言われている「らしさ」や「伝統」は、その多くが近代以降に作られたものであると言われています。第2回目は、仏教の視点から、「日本」とは何かについて批判的に考えてみたいと思います。

[受講料]★初回特別価格
 ・大人:1,000円
 ・学生以下:無料
 ・30歳以下、障害者手帳をお持ちの方:500円

 ※当日会場にてお支払いください

[定員]
 ・90名

※講座は第2 回目以降も続きます。

特別展「運慶」をもっとドキドキ楽しむ方法~お気に入り運慶仏を見つけよう!~

※こちらは終了しました

特別展「運慶」事前講座





現在、上野・東京国立博物館で開催中の“史上最大”の特別展「運慶」。この特別展「運慶」、実は会津とゆかりがあるのを知っていますか?ヒントは、「興福寺中金堂再建記念特別展」ということ。答えは、1200年前、会津に仏教を広められた“徳一菩薩”にあります。徳一は、奈良からいらした法相宗僧であり、法相宗大本山である興福寺と会津は、ご縁が深いのです。そこで、会津からも特別展「運慶」を盛り上げるべく、奈良から、安達えみさんをお招きして、より深く理解するための事前講座を開催します。出品作品の多い、今回の特別展「運慶」。実際に展覧会をご覧になったからこそわかる見どころを楽しくガイドいただきます。さあ、準備万端でトーハクへ出かけて、本物に出会いましょう!



【安達えみ プロフィール】
 静岡県浜松市出身。東京造形大学卒業。新卒で株式会社ガイナックスに入社。TVアニメの制作進行、鳥取県内の映画祭の立ち上げ等に携わる。
現在は、大好きな仏像や奈良をPRするため“奈良ひとり観光協会?!”のキャッチコピーでフリーランスで活動中。イベント時などは「ホトケ女子」の名で活動。
活動:社寺のパンフレットデザイン、平城宮跡リーフレットの作成、枚方T-SITEでの月一回の仏像トークイベント、奈良県内でのガイドなど。
安達さんからのメッセージ:ここまで運慶仏が集まる展覧会はもう二度とないかもしれない…!そんなアツい特別展「運慶」の魅力を、仏教と縁の深い会津でたくさん語ります。お気軽にご参加ください♪



[主催]
 会津 ほとけの学校

[開催日時]
 10/22(日)13~15時

[受講料]
 一般1,000円/30歳以下、障害者手帳をお持ちの方、学生500円
 ※当日会場にてお支払いください。割引の方は年齢のわかるもの、手帳、学生証をお持ちください。

[会場]
 会津若松市生涯学習総合センター【會津稽古堂】研修室1
 福島県会津若松市栄町3番50号 電話:0242-22-4700

[定員]
 50名

懇親会について

※こちらは終了しました

10/14(土)19-21時

[場所]
 會津バル(会津若松市大町1-9-5 石川ビル 1F)
TEL:050-5589-5499

[会費]
 3,000円(飲み物代込)

[定員]
 30名

※当日の参加も受け付けております。
※懇親会のみの参加も可能です。

「会津 ほとけの学校
(ほとがく)」とは?

みんなの「まなびの場」をつくりたい。

この想いに師茂樹先生が共鳴され、生まれたのが「会津 ほとけの学校」です。先生は猪苗代町ご出身ということから、会津へ仏教を広めた僧・徳一の研究に取り組まれ、現在は花園大学教授として学問の第一線で活躍されています。「ほとがく」は“教養”としての仏教講座を第一弾に、あらゆる学びを広げていく場所です。

おシャカさまだって、なやんでた。

おシャカさまも、死や病、身分、家族関係など自分の悩みに向き合うことからスタートしています。それに続く僧侶たちもまた悩み、その積みかさねが、今の仏教です。みんな「自分ってなんだろう?」と悩んできました。でも悩むということは、自分がよりよく生きるヒントであり、チャンスなのです。

そのまま、知ろう。しっかり、なやもう。

悩みを突破する手がかりは、まず自分を知ること。自分を知るには、日本を知ること。そこで、仏教の登場です。世界の諸宗教がそうであるように、歴史、哲学、文化、芸術、政治、経済など、仏教は日本人の生活に深く関わってきました。これまでの歴史を真正面からとらえ、まず「そのまま、知る」ことからはじめましょう。そして「しっかり、なやんで」自分の頭で考えること。大変かもしれませんが、まず一歩。みんなでこの“知”の冒険へ出発しましょう。

特別講座<百五〇年の誤読-明治の廃仏毀釈と3.11における「断絶」から「復興」への巡礼->

会津若松市生涯学習総合センター【會津稽古堂】

住所
福島県会津若松市栄町3番50号
Tel
0242-22-4700
電車
JR会津若松駅から1.5km
自動車
磐越道 会津若松インターから3.6km

お問合せフォーム

教養講座への申込みは、専用の申込フォームからお願いいたします。

「会津 ほとけの学校」事務局(担当:三留まき子)
969-4406
 福島県耶麻郡西会津町野沢字如法寺乙3533
 鳥追観音如法寺内
090-4713-8775
0241-45-4190