2018年10月19日(金)
戊辰・明治150年記念*「近代」をみつめる
激動の時代を生きた家族の物語

ほとがく 教養講座のご案内

戊辰・明治150年記念*「近代」をみつめる

激動の時代を生きた家族の物語

日時:10月19日(金)13:30〜15:00

父、鶴見祐輔(政治家、作家)。母、愛子(後藤新平長女)。姉、鶴見和子(社会学者)。兄、鶴見俊輔(哲学者)。夫、内山尚三(法学者)・・・
明治、大正、昭和、戦前、戦中、戦後、そして、平成が終わりを迎えようとしている本年。90歳にして、その半生を『看取りの人生 後藤新平の「自治三訣」を生きて』(藤原書店)として上梓された、内山章子氏。
その「リベラル」な一族を「黒子」として看取られた内山氏にとっての「近代」を通じ、戊辰150年の節目に、私たちにとっての「近代」「戦後」を再考したいと思います。

会場:会津稽古堂 研修室7
 福島県会津若松市栄町3番50号 TEL:0242-22-4700
 JR会津若松駅から1.5km/磐越道 会津若松インターから3.6km

講師:内山 章子

受講料:一般1,000円、30歳以下・障害者手帳お持ちの方500円、学生無料
※当日会場にてお支払いください。割引の方は年齢のわかるもの、手帳、学生証をお持ちください。

詳細PDFファイルをご覧ください。

講師紹介


内山 章子(うちやま あやこ)




1928年東京生まれ。1948年、東京女子大学専門部歴史科卒業。2004年、京都造形芸術大学入学。2012年、同卒業。俳句結社「玉藻」同人。
私家版の著書・編著に、『ぼくの本』(1969年)『鶴見和子 病床日誌』(2007年)『雪中花』(2008年)『延令草』(2015年)。


[お申込み]
WEBサイトの申込フォーム、または電話にてお申し込みください。空席がございましたら、当日の参加も受け付けます。

申込みフォーム


・電話でのお申し込み
  090-4713-8775
 「会津 ほとけの学校」事務局 担当:三留まき子
 ①氏名②住所③電話番号をお知らせください。

ほとがくトークイベント

死者・仏教・観光
―ポスト『新復興論』をめぐる冒険―

小松理虔×師茂樹×秋田光軌×陸奥賢


日時:11月7日(水)18:00〜20:00

小松理虔『新復興論』特設サイトhttps://genron.co.jp/books/shinfukkou/

2018年9月、ゲンロン叢書第一弾として、福島を「外に開く」ことを模索しつづけた体験 を『新復興論』に結実させた小松理虔氏。浜通りの復興という難しい課題に直面するなかで、小松氏は、死者との対話や観光を通じて外部と交信し続けることの重要性を訴えてきました。
自分とは異なる外部の声を聞き、その身を外部に晒すことによって、現実のリアリティから這い出ていく。現場から生まれたそんな思想的実践は、確実に仏教とも結びついています。今回のほとがくでは、その小松氏に、復興、観光、さらには仏教についてお話を伺います。
ゲストとしてお招きするのは、現代思想をはじめ、ジャンルを越境して活躍する、仏教学者・ 師茂樹氏、先駆的な取り組みで知られる、浄土宗應典院主幹・秋田光軌氏、大阪七墓巡り復 活プロジェクトなど「死生観光」の提唱者・陸奥賢氏。
「仏教」というシステムから、世界をみつめること。「観光」によって、死者の声に耳をす ますこと。この迂回装置が「現実のリアリティ」を拡張し、突破する「外部」として機能することで、震災後の日本に新たな光を見出す可能性を探ります。

会場:会津稽古堂 研修室2・3
 福島県会津若松市栄町3番50号 TEL:0242-22-4700
 JR会津若松駅から1.5km/磐越道 会津若松インターから3.6km

受講料:一般2,000円、30歳以下・障害者手帳お持ちの方1,500円、学生1,000円
※当日会場にてお支払いください。割引の方は年齢のわかるもの、手帳、学生証をお持ちください。

詳細:追って公開いたします。

トークメンバー紹介


小松 理虔(こまつりけん)




1979年いわき市小名浜生まれ。ローカルアクティビスト。いわき市小名浜でオルタナティブスペース「UDOK.」を主宰しつつ、いわき海洋調べ隊「うみラボ」では、有志とともに定期的に福島第一原発沖の海洋調査を開催。そのほか、フリーランスの立場で地域の食や医療、福祉など、さまざまな分野の企画や情報発信に携わる。『ゲンロンβ』に、本書の下敷きとなった「浜通り通信」を50回にわたって連載。共著本に『常磐線中心主義 ジョーバンセントリズム』(河出書房新社)、『ローカルメディアの仕事術』(学芸出版社)ほか。


師 茂樹(もろしげき)




1972 年生まれ。花園大学教授。早稲田大学第一文学部卒業、東洋大学大学院満期退学。博士(文化交渉学・関西大学)。著書『論理と歴史―東アジア佛教論理学の形成と展開』(ナカニシヤ出版)など。東アジアの唯識思想・仏教論理学を出発点に、現代思想や情報学、マンガ表現論などともリンクさせながら、仏教を研究中。


秋田 光軌(あきたみつき)




1985年、大阪府生まれ。浄土宗大蓮寺副住職、浄土宗應典院主幹。大阪大学大学院文学研究科博士前期課程(臨床哲学)修了。劇場型寺院・應典院を拠点に仏教のおしえを伝えるの みならず、哲学対話や演劇的手法などを交えて、人が死生への問いに取り組むことができるよう活動している。


陸奥 賢(むつさとし)




[お申込み]
WEBサイトの申込フォーム、または電話にてお申し込みください。空席がございましたら、当日の参加も受け付けます。

申込みフォーム


・電話でのお申し込み
  090-4713-8775
 「会津 ほとけの学校」事務局 担当:三留まき子
 ①氏名②住所③電話番号をお知らせください。

ほとがく連続講座

躍動する菩薩たち
- 道昭・行基・徳一・最澄 -

【第3回】大仏さんはなぜ大きい?ー行基菩薩と聖武天皇



日時:12月9日(日)14:00〜16:00

「菩薩の大願を発して、盧舎那仏金銅像一躯を造り奉る」聖武天皇は大仏造立の詔で述べています。大仏さんを造立することは菩薩の願いなのです。行基さんだけでなく、聖武天皇もまた菩薩でした。大仏造立の時代は、昏迷の時代でもありました。大仏さんはなぜ大きいのか、これを考えると聖武天皇が追い求めた理想が見えてきます。そして協力していく行基菩薩と弟子たち。お互いに「善知識」と呼んで、尊敬し、思慕し、おもいやって完成したのが大仏さんです。大仏さんをめぐる聖武天皇と行基さん、良弁僧正、菩提僊那…昏迷の足音が聞こえてくる現代だからこそ考えておきたい大仏さんの物語です。
※好評により「行基」をテーマに、前回とは違う内容で追加で講座を開催します。

会場:会津稽古堂 研修室
 福島県会津若松市栄町3番50号 TEL:0242-22-4700
 JR会津若松駅から1.5km/磐越道 会津若松インターから3.6km

講師:高次 喜勝 (法相宗 別格 本山 喜光寺 副住職 /法相宗大本山薬師寺 唯識学寮研究員)

受講料:一般1,000円、30歳以下・障害者手帳お持ちの方500円、学生無料
※当日会場にてお支払いください。割引の方は年齢のわかるもの、手帳、学生証をお持ちください。

詳細:追って公開いたします。

講師紹介


高次 喜勝(たかつぎ きしょう)




昭和 62 年(1987)11 月4日、大阪府豊中市生まれ。平成 18 年(2006)18歳で法相宗大本山薬師寺に入山し出家。平成 24 年(2012)龍谷大学大学院修士課程を修了し、薬師寺の研究機関である唯識学寮の 研究員に就任。平成 27 年(2015)27 歳で喜光寺の副住職に就任。 奈良仏教を改革した行基菩薩や、東北地方に仏教を伝え最澄との論争で有名な徳一など日本仏教の僧侶の教えにくわしい。また各地で「心によりそう仏教」をテーマに、わかりやす い仏教を目指し法話会を開催している。

先生からのメッセージ
行基さんは、もっとも有名な菩薩僧で、法相宗の僧であり、私が副住職をつとめる喜光寺で入寂されました。行基さんや聖武天皇は必死で悩んでいました。そして仏教が国を救うことを考えていました。あの大きな大仏さんの影に、今もその思いは繋がっているのです。奈良から発信できる奈良時代の人びとの思いを考えてみましょう。


[お申込み]
WEBサイトの申込フォーム、または電話にてお申し込みください。空席がございましたら、当日の参加も受け付けます。

申込みフォーム


・電話でのお申し込み
  090-4713-8775
 「会津 ほとけの学校」事務局 担当:三留まき子
 ①氏名②住所③電話番号をお知らせください。

ほとがく連続講座

※こちらは終了しました

躍動する菩薩たち
- 道昭・行基・徳一・最澄 -

【第2回】仏教はだれのものか―行基菩薩―



日時:2018年9月21日(金)18時~

ほとがく連続講座<躍動する菩薩たち―道昭・行基・徳一・最澄―>(全4回)開催にあたって
奈良時代から平安時代、民衆のために活動し、人びとから「菩薩」と呼ばれた僧侶たちがいました。
有名な菩薩僧が行基・徳一です。古代の菩薩僧たちは、何を考えて活動したのでしょうか?現代の私たちは何を学べるでしょうか?民衆のための仏教入門講座です。
髙次 喜勝師は、 法相宗の奈良薬師寺・喜光寺の僧侶として、「仏都会津」の祖・徳一を研究され、仏教をわかりやすく教えてくださいます。今回、日本仏教のなかの「徳一」を知るための連続講座が実現しました。この講座では、現代を生きる僧侶の立場から、新たな徳一像を一緒に考えていきます。


【第2回】仏教はだれのものか―行基菩薩―
668年に誕生した行基は、今年生誕1350年を迎えます。会津にも行基が建立したと伝わる寺院は多くあり、奈良時代を代表するお坊さんです。しかし、実際に行基が何を考えて、どのように活動し、民衆のために尽くしたかはあまり知られていません。行基も橋や堤を築き、池や水路を造り、旅人のための宿泊施設である布施屋を建てて民衆救済を行いました。また多くの寺院を建立し、今も多くの伝承が残っています。しかし、行基の活動は「僧尼令」に違反するとして、朝廷から「小僧行基」と批判され弾圧されました。行基の活動の原動力はどこにあったのでしょうか。“大仏さんを造った人”だけじゃない行基像を探ります。
※この後第3〜4回「徳一と最澄」の予定です。詳細は決定次第、別途チラシ、webにて告知します。


会場:会津稽古堂 研修室3・4
 福島県会津若松市栄町3番50号 TEL:0242-22-4700
 JR会津若松駅から1.5km/磐越道 会津若松インターから3.6km

講師:高次 喜勝 (法相宗 別格 本山 喜光寺 副住職 /法相宗大本山薬師寺 唯識学寮研究員 )

受講料:一般1,000円、30歳以下・障害者手帳お持ちの方500円、学生無料
※当日会場にてお支払いください。割引の方は年齢のわかるもの、手帳、学生証をお持ちください。

詳細PDFファイルをご覧ください。

講師紹介


高次 喜勝(たかつぎ きしょう)




昭和 62 年(1987)11 月4日、大阪府豊中市生まれ。平成 18 年(2006)18歳で法相宗大本山薬師寺に入山し出家。平成 24 年(2012)龍谷大学大学院修士課程を修了し、薬師寺の研究機関である唯識学寮の 研究員に就任。平成 27 年(2015)27 歳で喜光寺の副住職に就任。 奈良仏教を改革した行基菩薩や、東北地方に仏教を伝え最澄との論争で有名な徳一など日本仏教の僧侶の教えにくわしい。また各地で「心によりそう仏教」をテーマに、わかりやす い仏教を目指し法話会を開催している。

先生からのメッセージ
行基さんは、もっとも有名な菩薩僧で、法相宗の僧であり、私が副住職をつとめる喜光寺で入寂されました。行基さんの生涯を追っていくと行基さんの仏教観や葛藤が見えてきます。奈良時代の人びとの気持ちになって考えてみると、歴史上の人物がいきいきと動き出します。ぜひ知られざる奈良時代へまいりましょう。


[お申込み]
 WEBサイトの申込フォーム、または電話にてお申し込みください。空席がございましたら、当日の参加も受け付けます。

・電話でのお申し込み
  090-4713-8775
 「会津 ほとけの学校」事務局 担当:三留まき子
 ①氏名②住所③電話番号をお知らせください。

ほとがく連続講座

※こちらは終了しました

躍動する菩薩たち
- 道昭・行基・徳一・最澄 -

【第1回】菩薩僧のみなもと ―道昭僧都―



日時:2018年8月25日(土)18時~

ほとがく連続講座<躍動する菩薩たち―道昭・行基・徳一・最澄―>(全4回)開催にあたって
奈良時代から平安時代、民衆のために活動し、人びとから「菩薩」と呼ばれた僧侶たちがいました。
有名な菩薩僧が行基・徳一です。古代の菩薩僧たちは、何を考えて活動したのでしょうか?現代の私たちは何を学べるでしょうか?民衆のための仏教入門講座です。
髙次 喜勝師は、 法相宗の奈良薬師寺・喜光寺の僧侶として、「仏都会津」の祖・徳一を研究され、仏教をわかりやすく教えてくださいます。今回、日本仏教のなかの「徳一」を知るための連続講座が実現しました。この講座では、現代を生きる僧侶の立場から、新たな徳一像を一緒に考えていきます。


【第1回】菩薩僧のみなもと ―道昭僧都―
道昭(629-700)は、飛鳥時代に入唐し、インドから帰国した玄奘三蔵に師事し、日本に初めて法相宗の教えを伝えた僧侶です。帰国後は、諸国をめぐって、井戸を掘り、船をもうけ、橋を造るなど、積極的に民衆のために尽力しました。その姿は「菩薩僧」のパイオニアであり、大仏造立に尽力した行基は、道昭の弟子といわれます。講座第1回目は、知られざる道昭の生涯を通して「菩薩僧」のみなもとを学びます。


会場:会津稽古堂 研修室3・4
 福島県会津若松市栄町3番50号 TEL:0242-22-4700
 JR会津若松駅から1.5km/磐越道 会津若松インターから3.6km

講師:高次 喜勝 (法相宗 別格 本山 喜光寺 副住職 /法相宗大本山薬師寺 唯識学寮研究員 )

受講料:一般1,000円、30歳以下・障害者手帳お持ちの方500円、学生無料
※当日会場にてお支払いください。割引の方は年齢のわかるもの、手帳、学生証をお持ちください。

詳細PDFファイルをご覧ください。

講師紹介


高次 喜勝(たかつぎ きしょう)




法相宗別格本山喜光寺 副住職
法相宗大本山薬師寺唯識学寮研究員
昭和62 年(1987)11 月4 日、大阪府豊中市生まれ。
平成18 年(2006)18 歳で法相宗大本山薬師寺に入山し出家。
平成24 年(2012)龍谷大学大学院修士課程を修了し、薬師寺の研究機関である唯識学寮の研究員に就任。
平成27 年(2015)27 歳で喜光寺の副住職に就任。
奈良仏教を改革した行基菩薩や、東北地方に仏教を伝え最澄との論争で有名な徳一など日本仏教の僧侶の教えにくわしい。また各地で「心によりそう仏教」をテーマに、わかりやすい仏教を目指し法話会を開催している。

興福寺中金堂再建記念

※こちらは終了しました

ほとがく文化講座2018


興福寺の歩みとともに知る神仏習合と廃仏毀釈


辻 明俊(興福寺 執事)× ザイレ暁映(興福寺 録事補)


日時:2018年7月20日(金)18時~

仏都会津の祖・徳一菩薩。1200年前、法相宗の僧侶であった徳一は、奈良より雪深い会津の地へ豊かな仏教文化をもたらし、花開かせました。近年、徳一による奈良と会津の結びつきを振り返り、大切にしようという動きが盛んになっています。
そして本年2018年は、10月に、奈良・法相宗大本山興福寺で再建される中金堂の落慶、7月末は、会津にて、国史跡・慧日寺跡金堂での薬師如来坐像修復完成披露と、くしくも慶事が重なることとなりました。そのことを祝し、興福寺様のご協力をいただき、ご活躍の両師をお招きしての講座が、初めて会津で実現します。
講座内容は、「戊辰(明治)150年」でもあることから、「神仏習合」、明治に行われた「神仏分離」「廃仏毀釈」、そこからの復興という、日本を知る上でも欠かせない重要なテーマについて、僧侶の立場から、興福寺様の歩まれた歴史ともにお話しいただきます。
多くの方のご参加、心よりお待ち申し上げます。


第一部 近代の興福寺(講師:辻明俊 師)

明治5年、伽藍は無住に、堂塔は荒れ果てた。その様を正岡子規は「秋風や囲いもなしに興福寺」と残した。仏像は破壊され、法灯は消えかかったが、明治15年に再興への気運が高まる。その後、いくつかの戦争があり時代の波に翻弄されたが、復興への歩みを止めることなく、この秋、悲願である中金堂が落慶する。


第二部 冥の照覧―興福寺の僧侶からみた神仏習合の世界―(講師:ザイレ暁映 師)

神仏習合発祥の地の一つである春日社興福寺。中世に描かれた「春日曼荼羅図」や「春日権現現験記絵」をもって神仏習合の世界を紹介し、この世界が現在に至るまで興福寺で受け継がれていることを、僧侶としての宗教体験を踏まえて語る。


会場:会津若松市生涯学習総合センター【會津稽古堂】多目的ホール
 福島県会津若松市栄町3番50号 TEL:0242-22-4700
 JR会津若松駅から1.5km/磐越道 会津若松インターから3.6km

受講料:一般1,000円、30歳以下・障害者手帳お持ちの方500円、学生無料

※当日会場にてお支払いください。割引の方は年齢のわかるもの、手帳、学生証をお持ちください。


詳細:PDFファイルをご覧ください

講師紹介


辻 明俊(興福寺 執事)




1977年12月27日、奈良県生まれ。
2000年に興福寺入山。04年から広報や企画事業を担当。09年に担当した「国宝 阿修羅展」では馬車馬のように働く・・・ 
2011年、一生に一度しか受けることを許されない「竪義」を無事に終え、2012年から興福寺・常如院住職。
2013年、駅弁を監修し、日経トレンディ「ご当地ヒット賞」を受賞。
2014年、三島食品(広島市)と共同開発した「精進ふりかけ」がiTQi(国際味覚審査機構)の審査で、ふりかけとしては世界で初めて三ツ星を受賞。
2014.年、興福寺・執事に就任。
【著書】『お坊さんに聞く108の智慧』(共著 藝術学舎)

Saile 暁映(興福寺 教学部 録事補)




11978年、ドイツのハンブルグ市に生まれる。1989年、家族と共にアメリカ合衆国に移住する。1995年、日本語の授業を選択して日本語を習い始めて、翌年初めて日本を訪れる。カリフォルニア大学バークレー校で日本古典文学を専攻した後、2001年、大阪外国語大学大学院に留学し、仏教文学を専攻する。2004年、カリフォルニア大学バークレー校大学院の仏教学科に入学し、日本仏教思想史を専攻する。2010年に博士後期課程を単位取得満期退学。博士論文の研究を行うために同年に来日し、龍谷大学に客員研究員として所属する。専門は日本中世法相唯識思想の教学的展開。2011年、法相宗大本山興福寺で出家得度する。それ以来僧侶として興福寺の国際交流、教学的研究、及び教育活動に専念する。

特別講座

※こちらは終了しました

ほとがく
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カオス*ラウンジ新芸術祭2017 市街劇「百五〇年の孤独


特別講座百五〇年の誤読
ー廃仏毀釈と3.11における「断絶」から「復興」への巡礼ー


黒瀬陽平氏(カオス*ラウンジ代表)×師茂樹氏(花園大学教授)×亀山隆彦氏(龍谷大学非常勤講師)


日時:2018年1月16日(火)18:30~

第一部 カオス*ラウンジ芸術祭2017 市街劇「百五〇年の孤独」について (黒瀬陽平氏)
 http://chaosxlounge.com/wp/archives/2157

第二部 ディスカッション (パネラー:黒瀬陽平氏、師茂樹氏、司会:亀山隆彦氏)

会場:会津若松市生涯学習総合センター【會津稽古堂】多目的ホール
 福島県会津若松市栄町3番50号 TEL:0242-22-4700
 JR会津若松駅から1.5km/磐越道 会津若松インターから3.6km

受講料:一般1,000円、30歳以下・障害者手帳お持ちの方500円、学生無料

【特別講座開催にあたって】
私たちはとても辛い経験をしたとき、しばしばその経験を忘れようとしたり、別の記憶で上書きしようとしたりします。それは社会も同じです。私たちの社会は、歴史上何度も急激な変化にともなう犠牲や悲しみを乗り越えてきています。150年という節目を迎え、現在様々なイベントが開催されている明治維新前後の出来事もその一つです。
明治維新の前後には、廃仏毀釈という大きな運動がありました。天皇=神道中心の政治体制を作ろうとした人々が、神道と一体化していた仏教を排除することを試みたのです。これによって多くの仏教寺院が破壊される一方、神道の側も仏教が抜けた穴を新しく創作したもので埋めたりしたので、しばらくして混乱が落ち着いた頃には江戸時代以前とは別の神道と仏教ができあがっていました。
また、鹿児島の薩摩藩やいわき市の泉藩のように徹底的な廃仏毀釈が行われた地域では、寺院がほとんど復興しない、ということもありました。そのような断絶を経験したとき、多くの人々は現在の状況が遠い過去から連続している、という物語を作り、共有し、断絶がなかったようにふるまいました。そのなかで、さまざまな人やモノ、記憶が社会的に忘却されていきました。
2015年から続くカオス*ラウンジ新芸術祭では、福島県いわき市を舞台に、平安時代初期の徳一菩薩や江戸時代の袋中上人、いわきの伝承文化、泉藩の廃仏毀釈などに注目しながら、市街劇という手法を通して、歴史のなかで忘れられた「ありえたかもしれない歴史」を掘り起し、新しい物語を創作する、という活動をしてきました。
一方「会津ほとけの学校」の講座を担当してきた師茂樹氏は、仏教思想史のなかで展開される哲学・思想と、高僧たちの伝記を書くこと(歴史叙述)がいかに連動しているかに注目し、『論理と歴史』などの研究を発表してきました。歴史を書く、ということは、過去にあった様々な出来事や人・モノのなかから、現在の自分にとって都合のよいものを取捨選択し、因果関係で並べて語る(騙る)行為です。現在共有されている「歴史」は、常に「ありえたかもしれない歴史」とともにあるのです。
カオス*ラウンジ新芸術祭のキュレーター・黒瀬陽平氏と、師茂樹氏とは、美術批評と仏教研究というまったく異なるフィールドながら、上記のような問題意識を持つお互いの仕事に注目し合っていました。今回、仏教思想研究と現代美術活動の架橋に取り組んできた亀山隆彦氏の仲介により、本講座が企画されました。
今、私たちの社会は、東日本大震災という直視しがたい経験をし、多くの物語を作ってそれを乗り越えようとしています。そしてその物語化のなかでは、現在の私たちにとって都合のよい出来事だけが選択され、そうでないものは忘れられようとしています。150年前に経験したことを掘り起こすことは、これからの私たちの経験に光を当てることにもなるでしょう。

講師紹介


黒瀬陽平 (カオス*ラウンジ代表)





1983年生まれ。美術家、美術批評家。ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校主任講師。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。2010年から梅沢和木、藤城嘘らとともにアーティストグループ「カオス*ラウンジ」を結成し、展覧会やイベントなどをキュレーションしている。主なキュレーション作品に『破滅*ラウンジ』(2010年)、『カオス*イグザイル』(F/T11主催作品、2011年)、『キャラクラッシュ!』(2014年)、『カオス*ラウンジ新芸術祭2015「市街劇 怒りの日」』(2015年)など。著書に『情報社会の情念』(NHK出版、2013年)。

@kaichoo




師茂樹 (花園大学 教授)





1972 年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、東洋大学大学院満期退学。博士(文化交渉学・関西大学)。著書『論理と歴史―東アジア佛教論理学の形成と展開』(ナカニシヤ出版)など。東アジアの唯識思想・仏教論理学を出発点に、現代思想や情報学、マンガ表現論などともリンクさせながら、仏教を研究中。


http://moromoro.jp/morosiki
moroshigeki
@moroshigeki


先生からのメッセージ
「仏教は、何でも説明してくれるわけではありませんが、様々な知の扉を開く鍵となる、学びがいのあるものです。扉の向こうには、またいくつも扉があるでしょう。それをさらに通り抜けるための鍵を探すのは、時に面倒で時間がかかり悩んだりすることもありますが、一方で大きな楽しみをもたらしてくれることもあります。みなさんがその楽しさを手に入れるお手伝いができれば幸いです。」



亀山隆彦 (龍谷大学非常勤講師)





1979年生まれ。龍谷大学大学院文学研究科仏教学専攻博士課程修了(博士〔文学〕)。米国仏教大学院(Institute of Buddhist Studies)博士研究員を経て、現在は龍谷大学非常勤講師、および同大学世界仏教文化研究センターリサーチ・アシスタント。専門は仏教学、密教学、日本宗教学。論文「六大と赤白二渧 : 真言密教思想における胎生学的教説の意義」など。密教と禅の教理研究を起点に、日本人の精神文化の基盤を探求する。

@TakaKame7

連続教養講座

第1回 「暮らしの中の仏教」

※こちらは終了しました

10 月14 日(土) 16:00 〜18:00

私たち日本人の生活には今も仏教が深く根付いています。しかしそれはあまり意識されていません。一方で「仏教は宗教ではなく哲学だ」「仏教は暴力を否定する」というようなことが言われています。これらは一概に間違いとは言えませんが、正確とも言えません。第1回目は、身近な話題から、仏教、そして宗教について再考したいと思います。

[受講料]★初回特別価格
 ・大人:1,000円
 ・学生以下:無料
 ・30歳以下、障害者手帳をお持ちの方:500円

 ※当日会場にてお支払いください

[定員]
 ・90名

第2回 「日本を知るための仏教」

※こちらは終了しました

11 月25 日(土) 16:30 〜18:30

私たちはしばしば「日本人らしさ」「日本の伝統」について語り、時にはそれを誇りに思ったりします。しかし、現代言われている「らしさ」や「伝統」は、その多くが近代以降に作られたものであると言われています。第2回目は、仏教の視点から、「日本」とは何かについて批判的に考えてみたいと思います。

[受講料]★初回特別価格
 ・大人:1,000円
 ・学生以下:無料
 ・30歳以下、障害者手帳をお持ちの方:500円

 ※当日会場にてお支払いください

[定員]
 ・90名

※講座は第2 回目以降も続きます。

特別展「運慶」をもっとドキドキ楽しむ方法~お気に入り運慶仏を見つけよう!~

※こちらは終了しました





現在、上野・東京国立博物館で開催中の“史上最大”の特別展「運慶」。この特別展「運慶」、実は会津とゆかりがあるのを知っていますか?ヒントは、「興福寺中金堂再建記念特別展」ということ。答えは、1200年前、会津に仏教を広められた“徳一菩薩”にあります。徳一は、奈良からいらした法相宗僧であり、法相宗大本山である興福寺と会津は、ご縁が深いのです。そこで、会津からも特別展「運慶」を盛り上げるべく、奈良から、安達えみさんをお招きして、より深く理解するための事前講座を開催します。出品作品の多い、今回の特別展「運慶」。実際に展覧会をご覧になったからこそわかる見どころを楽しくガイドいただきます。さあ、準備万端でトーハクへ出かけて、本物に出会いましょう!



【安達えみ プロフィール】
 静岡県浜松市出身。東京造形大学卒業。新卒で株式会社ガイナックスに入社。TVアニメの制作進行、鳥取県内の映画祭の立ち上げ等に携わる。
現在は、大好きな仏像や奈良をPRするため“奈良ひとり観光協会?!”のキャッチコピーでフリーランスで活動中。イベント時などは「ホトケ女子」の名で活動。
活動:社寺のパンフレットデザイン、平城宮跡リーフレットの作成、枚方T-SITEでの月一回の仏像トークイベント、奈良県内でのガイドなど。
安達さんからのメッセージ:ここまで運慶仏が集まる展覧会はもう二度とないかもしれない…!そんなアツい特別展「運慶」の魅力を、仏教と縁の深い会津でたくさん語ります。お気軽にご参加ください♪



[主催]
 会津 ほとけの学校

[開催日時]
 10/22(日)13~15時

[受講料]
 一般1,000円/30歳以下、障害者手帳をお持ちの方、学生500円
 ※当日会場にてお支払いください。割引の方は年齢のわかるもの、手帳、学生証をお持ちください。

[会場]
 会津若松市生涯学習総合センター【會津稽古堂】研修室1
 福島県会津若松市栄町3番50号 電話:0242-22-4700

[定員]
 50名

懇親会について

※こちらは終了しました

10/14(土)19-21時

[場所]
 會津バル(会津若松市大町1-9-5 石川ビル 1F)
TEL:050-5589-5499

[会費]
 3,000円(飲み物代込)

[定員]
 30名

※当日の参加も受け付けております。
※懇親会のみの参加も可能です。

「会津 ほとけの学校
(ほとがく)」とは?

みんなの「まなびの場」をつくりたい。

この想いに師茂樹先生が共鳴され、生まれたのが「会津 ほとけの学校」です。先生は猪苗代町ご出身ということから、会津へ仏教を広めた僧・徳一の研究に取り組まれ、現在は花園大学教授として学問の第一線で活躍されています。「ほとがく」は“教養”としての仏教講座を第一弾に、あらゆる学びを広げていく場所です。

おシャカさまだって、なやんでた。

おシャカさまも、死や病、身分、家族関係など自分の悩みに向き合うことからスタートしています。それに続く僧侶たちもまた悩み、その積みかさねが、今の仏教です。みんな「自分ってなんだろう?」と悩んできました。でも悩むということは、自分がよりよく生きるヒントであり、チャンスなのです。

そのまま、知ろう。しっかり、なやもう。

悩みを突破する手がかりは、まず自分を知ること。自分を知るには、日本を知ること。そこで、仏教の登場です。世界の諸宗教がそうであるように、歴史、哲学、文化、芸術、政治、経済など、仏教は日本人の生活に深く関わってきました。これまでの歴史を真正面からとらえ、まず「そのまま、知る」ことからはじめましょう。そして「しっかり、なやんで」自分の頭で考えること。大変かもしれませんが、まず一歩。みんなでこの“知”の冒険へ出発しましょう。

会場案内

会津若松市生涯学習総合センター【會津稽古堂】

住所
福島県会津若松市栄町3番50号
Tel
0242-22-4700
電車
JR会津若松駅から1.5km
自動車
磐越道 会津若松インターから3.6km

お問合せフォーム

教養講座への申込みは、専用の申込フォームからお願いいたします。

「会津 ほとけの学校」事務局(担当:三留まき子)
969-4406
 福島県耶麻郡西会津町野沢字如法寺乙3533
 鳥追観音如法寺内
090-4713-8775
0241-45-4190